経営業務の管理責任者は建設業許可を
受ける要件のうちの一つで非常に重要です。
この経営業務の管理責任者は、
過去に一定以上の建設業務の経営に
携わったことのある人でないとなれません
具体的には個人事業主、法人の役員等で
基本的に5年以上建設業の経営業務にたずさわった
経験が必要です。
この経営業務に携わった経験の証明は、
会社の登記簿謄本等で確認します。
またこの経営業務の管理責任者は
常勤であることが必要です。
なので、他の会社の技術者や他の法令により
専任性を要する管理建築士や宅地建物取引士と
兼ねることができません。
ただし、同一法人で同一の営業所であれば
兼ねることができます。
このように経営業務の管理責任者の要件は
結構ハードルが高いです。
もし会社に経営業務の管理責任者がいなくなった場合
どうすればいいか・・・
その場合は、会社に要件を満たす方がいれば、
その方になっていただくことになりますが、
いない場合は、要件を満たす方を見つける必要があります。
もし見つからない場合は、廃業となってしまいますので
注意する必要があります。
